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2013年2月 6日 (水)

2月1日,和解成立

去る2月1日,原告13名(被害者数10名)についての和解が成立しました。

北陸訴訟における累計の和解者数は58名(被害者数45名)になりました。

今後も,患者やご遺族の方々が救済を受けられるよう,弁護団としても鋭意尽力してまいりたいと思います。

このたび和解が成立した原告の方が記者会見で述べられた意見の一部抜粋を,以下にご紹介させていただきます。

私は,福井県に住んでおります,原告○○番と申します。

私は,約3年前から北陸B型肝炎訴訟の原告団の仲間に入れてもらい,活動を行って参りました。

2010年8月に提訴し,今回の和解に至りました。それは,短いようで長い時間でした。このような活動は初めてなので,戸惑うことも多く,提訴用の資料収集に時間がかかりました。私の実家の秋田県の姉に頼んで,寝たきりの母の血液検査を依頼したり,幼児期の予防接種の時期をしめす資料がないか,保健所や市役所に難度も電話をかけて調べてもらったり,また会社の同僚には,仕事中無理を言って休ませてもらい,原告団活動の為,何度も金沢に通いました。その間,私達原告団は,国に対する和解条件の大幅な変更や和解金の減額などを国から要求され,病気で苦しむ全国の仲間のことを思い,早期解決をということで,不本意ながらすべて呑んできました。その間も全国では,どんどん病状が悪化し,慢性肝炎から肝硬変,肝がんと進んで亡くなる方がいると聞き,心苦しく思っていました。

幸い,私は長年の治療のせいあってか,肝炎の病状も安定していて,生活に苦しむことはありませんが,国の方々には和解に向けた事務作業のスピードアップと簡略化を強くお願いしたいと思います。

そして,これから一生この病気と闘っていく私達の為に,安心して病気治療を行っていける対策,恒久的対策を一日も早く整備して欲しいと願っています。そしてさらに,このような問題が起こった原因を徹底的に究明して,これから私達のようなつらい目に合う人がでてこないように願っています。

私は,和解することができましたが,まだ多くの仲間が和解を待っていますし,恒久対策も真相解明の方も,まだまだこれからです。これからは,これらをクリアーして一日も早く全面解決できるよう活動を行っていきたいと思います。

Photo

(*写真は,会見する弁護団員)

(担当:野条)

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